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2023年12月5日

「沈黙の臓器」~肝臓、腎臓、膵臓~

こんばんは😁

 

今日は臓器のお話をしようと思います。よく耳にする沈黙の臓器、肝臓、腎臓、膵臓についてです。

ご存じの内容ばかりかもしれませんが、私なりに調べた内容をお伝えしますね。

 

まず、トップバッターは「肝臓」です。

よく「沈黙の臓器」と呼ばれていますが、私は「肝臓だけ」が沈黙の臓器だと思っていました。

肝臓は、他の臓器のように感覚神経が通っていません。そのため痛みが感じにくく、肝臓にトラブルがおきても、痛みや違和感といった表立った症状がほとんどありません。また、とても強い臓器で肝臓の85%が壊れても働き続けると言われています。

肝臓の機能は、1.食べ物から摂取した栄養を消化・貯蓄する代謝作用。2.アルコール等の有害物質を分解して無毒化し、体外に排出する解毒作用。3.脂質の消化吸収を助けて老廃物を排出させる胆汁の生成・分泌です。

あえてお酒を飲まない「ソバーキュリアス」というライフスタイルがあります。「sober(しらふ)」と「curious(好奇心)」を組み合わせた造語で、「しらふへの好奇心」「しらふでいたがる」というニュアンスが含まれています。肝臓の為には良いのかもしれないですが、私はお酒も好きなので上手に付き合っていきたいなと思います。

 

続いて「腎臓」です。

腎臓は、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右対称に2個あります。

腎臓の機能は、1.老廃物を体から排出する。2.血圧の調整。3.血液をつくる司令官の役割。4.体液量・イオンバランスを調節する。5.強い骨をつくる、です。

腎臓は血液を濾過して老廃物や余分な塩分を尿として体の外へ排出してくれます。また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物などが体に蓄積し尿毒症になるおそれがあります。原尿(老廃物を含んだ液体)は健康な人で1日あたり約180リットル(ほぼドラム缶1本分)つくられます。100リットル以上もつくるとは、驚きですよね!慢性腎臓病(CKD)などによって、この働きが悪くなると、排出されない老廃物が体に悪い影響を与え、さまざまな病気の原因になる可能性があります。

 

最後は「膵臓」です。

膵臓(すい臓)は胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器です。膵臓は病気が見つかりにくいため「暗黒大陸」と呼ばれることもあります。

膵臓の機能は、1.消化液を分泌する外分泌機能。2.ホルモンを分泌する内分泌機能です。

膵臓病の主な症状は、上腹部痛・背部痛、腹部膨満感、悪心・嘔気、下痢、食思不振、体重減少、黄疸等です。特に膵臓の痛みは、腹痛だけではなく背部左側(膵臓の位置)の痛みや身体を伸ばすと背中に違和感・叩打痛(こうだつう:指等で軽く叩いた時に感じる痛み)がある、前屈みになると軽減する、食後に増強する等の特徴があります。また、以下の場合は膵臓病が疑われます。

油ものを食べると痛む。

辛いものを食べると痛む。

アルコールを飲むと痛む。

ストレスがかかると痛む。

 

膵臓は、非常に繊細な臓器です。腹部の奥深くにあり鱈子のように柔らかでありながら、大量の消化液を分泌する等、消化活動の中心を担っています。普段は大人しく、少々の異常では沈黙していますが一度、炎症が起き悪化すると火山噴火のように周囲に様々な影響・被害を与えます。それでは、膵臓に負担をかけない生活は、どうすればよいのでしょう か?

1.暴飲暴食をやめ、バランスの良い規則正しい食生活を心がける

2.飲酒、喫煙等の生活習慣を見直す

3.定期的に専門病院で健康診断を受ける

 

 

 

臓器のことを調べていて、健康的な生活を心がけたいなと思いました。

私は、なるべく暴飲暴食を控えて、大好きな揚げ物も3回に1回くらいは我慢しようと思います。

 

皆さんにとって興味の沸く内容になっていたら幸いです。

いつまでも元気に笑顔が溢れる毎日をお過ごしくださいね!